ワクチンの特徴及び接種上の注意点
2. ジフテリア,破傷風混合(DT) トキソイド
ジフテリアトキソイド及び破傷風トキソイドを混合した不活化ワクチン。百日せき既罹患者及び第2期の定期接種に使用する。沈降DTトキソイドと液状DTトキソイドの2種がある。どちらの場合にも0.1mlを皮下注射する。例外的に第1期接種にDTトキソイドを使用する場合は、沈降DTを4一5週間隔で各々0.5mlずつ2回皮下注射するのが一般的である。液状DTを使用する場合は3一8週間隔で各々O.5mlずつ 3回皮下注射する。
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接種上の注意点ア.DTトキソイドにて予防接種を行う場合にも、DPTワクチンと同様に第1期の基礎免疫を十分に作っておくことが重要である。
イ. モロニ一反応
ジフテリアトキソイドのアレルギ−反応をみる試験であるが、国際的にも現在は一般に行われていない。ジフテリアトキソイドのアレルギ−反応が心配な年長者には成人型沈降ジフテリアトキソイドを0.5ml皮下注射することが勧められる。参考までに、モロニ−反応はジフテリアトキソイド液を生食水で50倍に希釈し、その0.1mlを前腕に皮内注射し、24時間後に皮内反応を測定するもので、10mm以上の発赤を認めるものはジフテリアトキソイドを含むワクチンは接種しない。
ウ. シック反応
ジフテリアの免疫保有状態をみる皮内反応。現在使われていない。皮内反応陰性者は免疫を有する。