第4 予防接種の実施
1. 総 論 (1)個別接種
(1)
個別接種DPT、麻しん、風しん及び日本脳炎については原則として、個別接種により実施することとし、準備の完了した市町村から順次 個別接種ヘ移行していく。なお、現在まで集団が望ましいとされてきたポリオ、結核予防法に基づくBCGについては、当面集団接 種を原則とするが、個別接種の実施体制が整備された市町村においては個別接種により実施して差し支えない。
ポリオについて実施体制の整備がされた市町村とは、@ポリオワクチンは融解した場合0−4℃の冷蔵庫内では1カ月、10℃までの冷蔵庫内では7日間保存して使用できる(ただし、いったん融解したものは再凍結してはいけない。)ので、この条件で実施できること、A同一地域内の接種がほぼ1カ月で完了できること、の要件を備えた市町村である。
個別接種を実施する医師は、予防接種時間又は場所を一般外来とは分けて実施し、一般の受診者から接種対象者が感染を受けないように十分配慮しなければならない。
また,多人数用の包装のワクチンについては、現在のようにチメロサ−ルの入った液で採取時の減菌操作を十分行っていれば、凍結をさけて10℃以下(生物学的製剤基準、WHO基準では5士3℃)に保存すれば、短期間での効果に影響はない。