1.予防接種後の副反応調査  (平山宗宏)
副反応を診察した医師からの報告を主とした「予防接種副反応報告書」による報告は
毎年集計報告が出されるようになった。ワクチン別に報告基準が定められている。
 平成6年10月から13年3月までの6年半の間に報告された重症例は、

DPT+DT(接種数年間約583万):アナフィラキシー反応37、脳炎・脳症6(内死亡1)

麻疹(112万): アナフィラキシー反応63、脳炎脳症2

風疹(208万): アナフィラキシー反応44、脳炎脳症1

日本脳炎(420万):アナフィラキシー反応84、脳炎脳症19(内死亡2)

ポリオ(235万):麻痺 6

BCG(257万):全身性BCG感染症3、骨髄炎 4

  注:年間接種者数は平成9年度の接種概数

 2.予防接種後に通常見られる程度の副反応調査(37.5度C以上の発熱と局所反応の率)

 通常見られる程度の軽い副反応(軽い発熱やや局所の反応など)の頻度まで調べるためのモニタリン調査は、平成8年度スタート。平成8〜12年度累計成績は以下の通り。

DPT1期1回目    (調査数:10,398) (7日以内) 発熱6.2%、 局所反応14.5%

DPT1期2回目    (調査数: 8,650) (7日以内)   6.8     29.8

DPT1期3回目    (調査孜: 7,856) (7日以内)   6.6     23.0

DPT1期追加    (調査数: 8,633〉 (7日以内)   7.4     41.9

DT 2期       (調査数:12,154) (7日以内)   1.5     26.4

麻  疹      (調査数;29,686) (28日以内)  22.0      4.9

風  疹      (調査数:28,470) (28日以内)  10.9    2.9

日本脳炎1期初回 (調査数:10,301) (28日以内〉  9.2    12.0

日本脳炎1期2回目 (調査数: 7,347) (28日以内)  9.0     13.5

日本脳炎1期追加  (調査数: 6,281)  (28日以内)  8.0    13.3

日本脳炎2期    (調査数: 2,267) (28日以内)  3.4    16.5

日本脳炎3期    (調査数:  773) 〈28日以内〉  1.3     12.4

ポリオ1回目    (調査数:22,452) (35日以内)  12.2      一

ポリオ2回目    (調査数:19,614) (35日以内)  15.1      一

注:発熱と局所反応は調査期間内のすべての発現率を含んでいる。