U人工栄養児の便秘

 まず調乳の濃度および哺乳量が適正か否かを検討します。薄め過ぎ、または量不足の場合は一般に便秘傾向になる。製品により多少異なるので、別の製品に変更してみるのもよい。ボンラクトも便を柔らかくするのに有効である。果汁はT・に述べたと同様に与えるが、離乳開始の時期にちかければ、果実のうらごし、すりつぶしなとを少量から与えてみるのもよい。浣腸剤の使用は習慣性となるおそれがあるのでなるべく使わないようにする。まずこよりまたは綿棒などにオイルをつけ肛門部の刺激を1日1回程度試み排便を誘発するが、3日以上排便がなければ浣腸もやむを得ない。浣腸液としては50%グリセリン液10ー20ml、2%石鹸液30ー50mlを用いる。下剤は原則として用いないが、やむを得ない場合もなるべく刺激性下剤は使用せず、塩類下剤酸化マグネシウム)や便軟下剤(Bulkoseなど)を用いる。 Picosulfatesodium(ラキソベロン)も用いられる。