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これは幼稚園から小学校低学年位の小児についてよく出される質問である。
この時期は生涯の中でもっともリンパ組織の発達している時期であり首や後頭部にリンパ腺が
少々ふれ,扁桃が大きくみえるのは当然である。
もしこの年齢でこれらが全く見当たらないようだとむしろ免疫機能の不全を心配すベきで
あろう。
ことに扁桃の免疫上の意義は近年特に注目されており、重要な器官と考えられるように
なっている。
従って扁桃が大きい、あるいは時々扁桃炎といわれる発熱をするというだけで(実際には前項で
のベたウイルス性のかぜが多い)摘除の適応は全くない。
現在扁桃摘除が考慮されるのは、腎炎、リウマチ熱等の溶連菌病巣として慢性炎症や膿瘍の
ある場合に限られるといってよい。
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