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授乳後20−30分間抱 いていることは必要であるが、泣けばすぐ抱く習慣をつけると
いわゆる抱きぐせがつぐ抱きぐせが小児のわがまま等の性格を育成するといわれるが
抱くことの心理的、愛情面での長所も大きく、またわが国での社会的風習や居住環境とも
密着した問題でもある。
抱きぐせはできればつけぬ方がよく、またなおすためには4−5日泣いても抱かぬように
していればなおせるが、家庭に人手があって母親が困らないなら、抱きぐせのつくこと
抱きぐせを直すことにさして気を使う必要はないであろう。
おんぶ については積極的にはすすめないという立場の育児書が多い。
大体の一致した意見は3カ月過ぎて首がすわってからなら1日1時間位、中休みを入れながら
なら差し支えないといったところである。
母親からのアンケ一トによる調査成績をまとめた文献でも、だっこに比ベて大部分の母親が
疲れないといい、また子供も快いしく眠るという。
おんぶの欠点としては、胸部の圧迫により、腹式呼吸が障害されたり、体の姿勢が固定され
循環系も変化し、特に四肢の圧迫、うっ血がおこるし、消化にもわるい、暑すぎるので子供を
うす着にすベきだ、また揺られていないと眠れないような子になり、神経質で甘え癖の
ある子になる等があげられている。
一方良い点としては、便利という点が第一であり、古来日本に先天性股関節脱臼が
少ないのを、おんぶによるとする意見もある。
児童心理学的にいって母子の肉体的接触を重視し、おんぶをよい習慣とする人もある。
尚、最近よく見られるハンモック式に前にさげるベビ一キ一パ一は子供の体が捻れやすいので
その点に注意を要する。
要するに,日本の現状から見て、子守のために人をやとっておけない程度の生活水準が
平均的生活である以上、おんぶはあえておすすめもしないが,禁ずる必要もなく
首がすわってから、巾の広いおぶい帯を用い、短時間行うことを条件にしてよいと考える。
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