■  啼 泣 ■ 
 


 慣れた育児者は乳児の泣き方で、空腹、不快、ねむいなどの要求を容易に判断できるが

慣れぬ母親にはなかなかむつかしい註文であろう。

しかし泣く時はその原因をみつけるように教えること、ことに火のついたように激しく

泣く時は痛みや著しい不快な状態がある可能性があるので、体中をよく調ベるようにさせる。

肌着に虫が入りこんでいたり、腸重積 のごとき重大な疾患であったりという実例が

稀でないからである。