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<ステロイド軟膏>
ステロイド剤は、湿疹に対して最も有効な治療法です。
ほとんどの湿疹はステロイド軟膏を少量ずつ、短期間使用する事で改善出来ます。
しかし、誤った使い方をすると湿疹を悪化させてしまったり、副作用を引き起こし
たりするのでステロイド剤について、良く理解し、正しく使用する事が大切です。
-はじめに-
ステロイド剤を使う上で注意する点
湿疹が悪化して、部位がジュクジュクしている場合は、バイ菌が感染している事が
多いのでステロイド軟膏を塗る前に、抗菌剤(バイ菌を殺す薬)や抗真菌剤(カビ
を殺す薬)を2日間程使用し、感染がおさまってから、湿疹の治療(ステロイド剤
の塗布)を始める。
軟膏の塗り方
1. 消毒
湿疹の出ている部位に汗やホコリがついていたり、細菌の感染がある場合は、それ
らが刺激となって、余計に悪くなったり、治りにくくなったりするので、1日に1
回〜3回は消毒し皮膚を清潔にする。
2.ステロイド剤を塗る
清潔にした皮膚に保湿剤やかゆみ止めの軟膏を塗っても、治らなかったり、悪く
なったりする場合は、ステロイド軟膏を使って治療します。ステロイド剤を塗る
前は必ず消毒をし、少量を擦り込むような感じで塗り、かゆみがある場合はその
上に重ねてかゆみ止めの軟膏を塗ります。
ステロイド剤は少量を短期間使用する薬なので、使いはじめたら、1日3回・3日
間集中して使い、良くなったらすぐ止め(一週間以内に良くならない場合は
一旦打ち切る)、保湿剤などでケアしましょう。長くだらだら使用したり、つけ
たり・つけなかったり、という使い方は避けて下さい。
3.日常生活とスキンケア
アトピー性皮膚炎や、皮脂欠乏性湿疹(乾燥肌)の治療の原則は「かかない」事
です。かくことで傷口をつくり、そこからバイ菌が感染します。しかし、実際は
「かゆみ」を我慢する事は難しく、睡眠中、無意識にかきむしってしまいます。
また、かゆみは安眠を妨げ、精神面でも苦痛を伴います。ですから、日常生活で
は、汗やホコリ、石鹸など刺激になるものに注意し、保湿剤の使用で、なるべく
発生、悪化させないようにすることが大切です。しかし起こってしまった場合は
なるべく包帯を巻くなどしてかきむしらないようにします。
冬期は特に空気が乾燥しているので、肌がカサカサしますが、夏期も汗やプール
の塩素が刺激になって、湿疹が出たり、カサついたりします。そんなときは入浴
後、保湿剤をよくすり込むように塗り、常に肌をしっとりした状態に保つことが
大切です。
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