ステロイド外用剤 ■ 
 



ステロイド外用剤

1)種類

皮膚血管収縮作用と臨床効果の比較はより.・@strongestAvAvery 

strong
Bstrong Cmedium Dweakの5段階に分がれている

小児では外界がら皮膚内への外来物の侵入を阻む脂肪膜と角質層が薄いため経皮吸収が

良いことがらstrong〜weakのものを使用するのが望まじい。

(武田の分頼)

strong:ザルックス(o.c).ポアラ(o.c).エクラ−(o.c.t)

リンデロンV(o.c.1).べトネベ−ト.(o.c).プロパデルム(o.c)

リドメックス(o.c.1).フルコ−ト(o.c.1).アルメ夕(o)

medium:ケナコルトム(o.c).レダコ−ト(O・c).ロコルテン(o.c.1)

ロコイド(o.c).キンダべ−ト(O)

weak:デク夕ン(c).ベリダームメドロールアセテート(O)・プレゾニン(O)

コルテス(O.C)

註.o:軟膏 c:クリ−ム l:ロ−ション t:テ−プ

a.年齢による選択

原則的には乳児にはmedium以下の,幼小児にはstrong以下の外用剤が望ましい。

b.剤型による選択

小児の皮膚は乾燥傾向があるので軟膏が適しているが.発汗量の多い夏期にはクリ−ムの方が良い。

頭部にはロ−シヨン.スプレ−の使用が適している。湿潤性病巣には刺激性の少はい軟膏が望ましい。

c.部位による選択

顔面.頭部の皮膚は毛細血管拡張,酒?様皮膚炎を起こしやすいので,medium以下が望ましい

眼周囲の皮膚は眼球への影響を考え,weakを短期間使用する,腋窩.頚部.陰股部,肛門,陰嚢

四肢関節屈曲面は皮膚が薄く吸収が良いのでstrongの使用は控える。

3)副作用を防ぐための注意点

a.局所的副作用の防止

顔面,眼周囲等の皮膚の薄い部分においてはmedium以下でも連用は二週間以内にとどめる。

上記以外の部位においても大人でもstroogの連用
8週間で副作用が出現し得るといわれているので

小児ではさらに短期間内に止めるのが望ましい。

d.全身的副作用の防止

小児では,副腎皮質機能抑制の出現し得るステロイド外用剤の使用量はstrongのもので15g/dayと

いわれる、出来れば
7g/day以下が望ましい。

c.間欠的投与による副作用の防止

皮膚のステロイドレセプタ−はステロイド投与後一時消失し.その間はステロイド外用剤を投与しても

効果は発揮されないといわれるので,間欠的投与で充分対応し得るものと思われる。

ステロイド外用剤に反応しない病変への対応

a.薬剤が適当でない場合

強度や基剤,剤型を変えてみる。

b.感染症の併発

細菌感染(抗生物質,抗菌剤の使用)真菌感染(抗真菌剤の使用)ウイルス感染(抗ウイルス剤の使用)

c.コンプライアンスが充分でない場合

母親に外用療法の重要性を理解させる。保育園児においては.昼間の外用,スポ−ツ後の外用等

細部にわたって指示を与える。

d.薬剤によるアレルギ−性接触性皮庸炎が起こっている場合

5)ステロイド外用剤に対して恐怖感を持つ母親への対応ステロイド外用剤にはどのような

副作用があるのか,そのような副作用はどのように使用した場合に生じるのか丁寧に説明する。

6)ステロイド外用剤の副作用


全身的副作用(軽度

1,満月様顔貌

2.多尿

3.食欲異常高進,食欲不振

4.ざ瘡様発疹

5.多毛症

6.萎縮牲皮膚線条

7.色素沈着

8.皮下溢血,紫斑

9.血圧昂進

10.月経異常

11.興奮,不眠

12.多幸症

 


局所的副作

1.皮膚萎縮

2.紫斑

3.皮膚潮紅

4.毛細血管拡張

5.酒皮膚炎

6.ざ瘡

7.乾皮症ないし魚鱗癬様変化

8.多毛

9.色素異常.色素脱失

10.皮膚感染症(細菌,真菌,ウイルス)の誘発と増悪

11.眼障害(白内障,緑内障)


7)抗生物質含有ステロイド外用剤

浸出傾向のある紅班は経皮的抗原侵入時の症状と思われるが,表在性膿皮症の立ち上がりの時の

症状と区別しがたい。このような時には,炎症の程度に応じて抗生物質含有ステロイド外用剤を

塗布する。

strong:リンデロンVG軟膏,クリ−ム(G).ベトネべ−ト軟膏クリ−ム(F)

コルデ−ルG軟膏,クリーム(G)フルコ−トF軟膏(F)

mid1um:ケナコルトAG軟膏.クリ−ム(GR).ケナコルトAロ−シヨン(F)

weak:テラコ−トリル軟膏(O)ネオメドロ−ルEE軟膏(F)べリダ−ムネオ

メドロ−ルアセテ−ト軟膏(F)

註.G.硫酸ゲン夕マイシンF.硫酸フラボオマイシンO.塩酸オキシテトラサイクリン

GRグラミシジン